第1回

カフェギャラリーRIZMには、小規模ながら、ライブラリーコーナーがあるのです。
まだ認知度低い(涙)
だから、どんなものがあるかの紹介を、ブログページでやっていこうと考えました。
これ読んで、「ちょっと面白そうなので見に来ました」って人が一人でも来てくれたら嬉しい。

 

オーナーはかつてテキスタイルデザイナーでした。
主にマスプロのプリントデザイン企画の仕事。簡単に言えば、シャツやブラウスやドレスになるプリント生地の図案(絵柄)を毎シーズン企画していました。

今のように何でもPC検索出来たり、イラレやグラフィックソフトで簡単に図案を描ける時代ではなく、毎回新しいデザイン、図案を企画し、製品化するのは大変でした。
まず図案家と呼ばれていた職人さんに、染工場に出す、型をおこすための図案を作成してもらうのですが、アイデアをきちんと伝えるのに一苦労。 企画の参考にするのはシーズントレンド情報がメインで、これが抽象的かつ曖昧で、形容詞やカタカナファッション用語だらけのしろものなんです。例えば、「オールカジュアルな装いの時代が過ぎて、都会的エレガンスが見直される」、「カムフラージュをイメージした柄」とか「ベルサイユ宮殿の装飾は重要なテーマ」だとか「70年代のカーナビーストリートファッション風のグラフィック」などと書かれている。そこから自分がイメージしたものをどうやって描いてもらう人に伝えるか。ビジュアル資料、イメージ写真とかイラストetc.必要なんです。だからいつもいろいろな本や雑誌や、古い生地の切れ端などなど、ネタになるものを探していたし、集めていました。

 

そんな訳で、かつて活用した洋書とか雑誌、切抜き、ポストカード等が雑然とあります。
図案集や配色の参考書もありますが、その昔海外でデザインを学んだ時、先生から「完成した図案を参考にするより、全然関係ないジャンルからモチーフを探せ!」と言われて、服飾品だけでなく、美術、建築、器や道具、食べ物などのジャンルでも面白いなと思った本や写真集も集めました。ファッションの変遷にももちろん注目していたので、そういった参考本もあります。

 

今のクリエイターさんたちは、ネタ探しどうしてるのですかね?
もう書籍とかで探したりしないのかな?
そもそもライブラリーコーナー作ろうと考えた理由は、それなりに古くて、偏っている私の蔵書が、若いクリエイターさんたちや手作り作家さんにはちょっと新鮮かもしれない、と思ったからなのです。モノづくりするときに参考にならないかな・・・と。

 

さて初回、何から紹介するかなあ。
ちょっと唐突かもしれませんが、「靴」と「鞄」(shoes & bags)どうですかね?
ファッション史の中の靴・鞄、カタログ、切り抜きetc.
靴やカバンがテキスタイルデザインのネタになるかって?
形そのものをモチーフとして使うのもあれば、その色合いや質感からイメージを膨らますこともあったのですよ。まあ個人的に鞄と靴が大好きで、だから集めたというのも事実なり。

 

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