第2回

マリンルックについて調査収集する仕事をしたことがありました。

 

マリンルックファッションと聞いて皆さんは何を思い浮かべられますか?
ボーダーシャツ、デッキシューズ、セイラーカラーとかセイラーパンツなどでしょうか?

 

ボーダーシャツはシーズンに関係なく広く着用されているTシャツの一つですね。 特にサマーシーズンには必ずと言ってよいほど、各デザイナーコレクションの中に、新鮮かつ個性的なマリンルックが展開されていましたし、ファッション雑誌には「マリンファッション」特集が組まれていたものです。

 

いつだったか、たまたま出張したパリで、マリンファッションの展覧会「Les Marine Font La Mode」が開催されていて、見に行きました。フランス海軍のユニフォームの写真の数々と、シャネルやゴルチエ他著名なデザイナーがコレクション発表した美しい洋服の数々を堪能し、その洒落たコラボレーション、展示方法に感動しました。

 

マリンルックと言えば、セイラー服つまり水兵さんのユニフォームが一般的なファッションに展開されたものがポピュラーですね。 というわけで、まずはセイラー服をいろいろ研究し、それを発端として海軍ユニフォームや、ヨットマンのウエア、漁師さんの作業着とか、とにかく関係ありそうな分野、世界各地のものを広く調べました。
ウエアだけでなく、アクセサリーや、船具、ロープワーク、作業道具などなど、調べていけばいくほど、多種多彩なアイテムに出会いますが、なかなかこれが楽しい。 ウエアからプリント、服飾雑貨、アクセサリーで、マリンウエアやグッズがアイデアの元ネタになっていることって少なくないことに気づきます。 形だけでなく、その機能性も利用されたりしています。

 

おっと、夏だけではありません。 ダッフルコートやPコートもマリン由来です。漁師さんの防寒着が海軍ユニフォームになり…とまあそのあたりは既にご存じかと。 その防寒機能が尊重されてユニフォームとして採用されたものが、今やスマートに普段使いされるようになっています。
マリンルックウエアで知られたブランドも少なくないですね。 ボーダーシャツと言えばセントジェームズだし、ダッフルコートならグローバーオールといった老舗ブランド品など、世代を超えてファンが多いですね。素材や形を様々変化させながら、廃ることないウエアの一つだと思います。

 

RIZMのライブラリーには、マリンファッション関連本いろいろあります。
海軍ネタ本だったり、ロープワークや船具集だったり、ツールの写真集や、もちろん前述の展覧会の図録(これがまたお洒落な装丁なんです)もあります。

仕事をきっかけに、マリンの魅力にハマった私のコレクションです。
マリンルック好きな方、興味あれば見に来てください。

 

また他の回にもマリン関連本の別グループ紹介したいと思っています。

 

 

 

 

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