第4回

グラフィックデザインや広告にはテキスタイルデザインと出会う以前から興味があって、ラベルやフライヤー、ポスター、パッケージなどいろいろ集めていました。

だいたいレタリングデザインに興味を持ったのが最初で、店名やブランドのロゴ、飲食店の看板など興味津々でした。その昔喫茶店にはノベルティマッチがあり、マッチ箱のデザインが面白くて沢山集めました。マッチ箱が欲しくて喫茶店にわざわざ行きましたね。

 

アートスクール時代も、仕事を始めてからも、デザインの書籍、雑誌、業界誌など書店で探すのが楽しみでした。 街なかや駅で見かけるポスターや看板も洒落たものがあると足をとめたものです。

前回、雑誌という紙媒体の衰退が寂しいと書きましたが、看板や広告媒体もどんどん動画主体になってきていますね。ヨーロッパでもバス停など、お洒落なポスターの代わりにスクロールするデジタル化された広告になってしまっているし。拝金主義的(失礼)時代の最先端を行くきらびやかな街、上海にはマッチするけれど、パリのようなレトロな街並みには合わないなあ。。。と思ってしまいます。

グラフィックデザイナーはCAD作業だし、もう絵具使って彩色したりしないし、定規と烏口で線を引く時代は消滅しましたね。 ラベルやパッケージを手に取って昔を懐かしむ時代じゃなく、検索すれば何でも画像で見られるから、思い出は視覚だけで楽しめば十分なのでしょうか、今は。

 

ライブラリーにはグラフィックデザイン系の書籍、雑誌以外に、自身が収集したワインやお酒のラベルコレクションなどのスクラップブックもあります。

 

そうそう、グラフィックデザイン話題なら外せないのがLPレコードでしょうか。

レコードジャケットは、デザインというよりアート感覚でしたね。 レコード屋で延々とレコード探すのが大好きでした。 デザインが素敵だからと知らないバンドのジャケ買いもしたかもしれないけれど、あまり裏切られた記憶はないですね。 もちろん贔屓のミュージシャンのジャケットがセンス良かったら嬉しかったです。 プログレッシブロック系は特にアルバムデザインが個性的でした。コンセプトアルバムなどと言われただけに、表紙が音楽のイメージを掻き立てる一つの要素だった気がします。 イラストレーションではRoger Dean、イメージフォトや絵画的なものではHypnosisなどが印象的で、LPの中身も含めて夢中になりました。 代表格ではRoger DeanといえばYes、HypnosisといえばPink Floydなのでは? 後年アバターという映画をRoger Deanが盗作だと訴えていましたが(残念ながら敗訴とか。。。)、私も予告編を見た段階で背景が彼のイラストレーションだと思ったぐらい似ていました。

どちらも画集あるので、見に来てください。

RIZMギャラリーではしばらく展覧会が無く、何もないと寂しいので、壁面いっぱいに、レコードジャケットをディスプレイしています。書籍と一緒に楽しんでもらえれば嬉しいです。

 

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